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恒温恒湿室・標準試験室についてのご質問

恒温恒湿室・標準試験室についてのご質問恒温恒湿室・標準試験室についてのご質問

恒温恒湿室について決まりはありますか?
A 恒温恒湿室については、日本試験機工業会規格(JTM K 09 温湿度試験槽-性能試験方法及び性能表示方法)で規定されています。
標準状態ってなんですか?
A 一般的な標準状態は、日本工業規格(JIS Z 8703-2009 試験場所の標準状態)で規定されており、温度は20℃、23℃、25℃のいずれかであり、湿度は50%か65%とする。しかし実際には試料によって標準状態はそれぞれ規定されており、例えば紙の場合(JIS P 8111 パルプ、紙及び板紙-調湿及び試験のための標準状態)で23℃ - 50%RHと決められています。
湿度表示の%の後に付くRHって何ですか?
A 相対湿度(Relative Humidity)であることを示す記号です。
相対湿度と絶対湿度の違いは何ですか?
A 相対湿度とはある温度の空気中に含まれる水蒸気の圧力(水蒸気分圧)をその温度の飽和水蒸気圧で割ったものを指し単位は%(RH)で表します。
  相対湿度100%の状態を飽和空気と呼びます。それに対して絶対湿度(重量絶対湿度)は、湿り空気中に含まれる水蒸気の重量を乾き空気の重量で
  割った値で単位はkg/kg(DA)で表します。
露点温度とは何ですか?
A 水蒸気を含む湿り空気を冷却したとき、結露(凝結)が始まる温度の事を露点温度といいます。
  湿り空気が露点温度の状態は、相対湿度100%の状態です。
散水露点方式(露点飽和方式)とは何ですか?
A 例えば23℃ - 50%RHの空気を作りたい場合、先ず12℃の飽和空気(露点温度12℃の空気)を作ります。これを23℃まで再加熱することで、
  相対湿度は50%RHになります。そこで空気中に冷却水を散水することで露点温度を制御し、空気の冷却と調湿を同時に行うシステムを言います。
メンテナンスは難しいのですか?
A 当社では標準で自動排水装置を装備していますので、タイマーの設定で水槽内の水も自動で入れ替わります。
  通常タイマーを設定していただければ、水槽内の汚れが少なくなります。更に1~2年に一度オーバーホールをしていただければ、
  より長くご使用いただけます。自動車のオイル交換や定期点検と同じとお考え下さい。
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